医学用語辞典 〜神経内科用語辞典〜

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筋肉の疾患

重症筋無力症

重症筋無力症(じゅうしょうきんむりょくしょう)とは、筋力が弱くなる病気であり、ある筋肉を連続して使うことが困難になる。日本では1万人に1人の割合で発症が確認されており、女性が発症する率は男性の1.5〜2倍になる。

原因
Cause
重症筋無力症の原因は、神経から筋への刺激を送る伝達物質が、免疫系の異常によって神経と筋肉の接合部で阻害されることにある。重症筋無力症は遺伝しない。
症状
Symptoms
症状の現れ方はどの筋肉がおかされるかにより異なるが、下記が主な症状である。
・目を開けていられないほど、まぶたが下がってくる
・ものが二重に見える
・あごがだるく、物がかみにくい(飲み込みにくい)
・全身に脱力感があり、特に手足の疲れがひどく、力が入らない
・呼吸が困難である
治療
Treatment
重症筋無力症は治りにくい病気ではあるが、その治療には免疫異常に対する薬物療法などを用いる。

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多発性筋炎

多発性筋炎は、筋繊維が変性して炎症を起こすものである。

原因
Cause
原因は不明である。免疫異常や悪性腫瘍、感染、膠原病等が関係すると言われる。
症状
Symptoms
筋力低下・脱力感・腕の上げ下げ等困難
治療
Treatment
根治の治療はない。免疫抑制剤、副腎皮質ホルモン剤を使う。リハビリを実施する。

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先天性ミオパチー

先天性ミオパチーは、先天的な異常のために、筋繊維が構造上の細かい変化を起こすものである。

原因
Cause
先天的な遺伝性のものである。
症状
Symptoms
筋肉が萎縮する
出生直後から乳児期にかけて発症する。
治療
Treatment
リハビリテーションが中心となり、決定的な治療法はない。

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筋緊張性ジストロフィー

筋緊張性ジストロフィーは、筋肉が継続して収縮するものである。

原因
Cause
染色体異常による遺伝性の病気である。
症状
Symptoms
筋肉の収縮・便秘・白内障・知能低下・若はげ・性機能障害・不整脈・糖尿病
中年以降の発症が多い。生命の危険はない。
治療
Treatment
抗てんかん剤、筋弛緩剤等、薬物療法をする。根治の治療法はない。

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進行性筋ジストロフィー

進行性筋ジストロフィーは、筋肉の異常のために、筋肉細胞が破壊されるものである。

原因
Cause
遺伝子の異常が原因とされる。遺伝形式や発症年齢の違いから、いくつかのタイプがあり、最多で最も重症のものをデュシエンヌ型と呼ぶ。2、3歳男児に発症し、成人後に死亡することが多い。
症状
Symptoms
筋力低下・筋肉の萎縮・腹筋、背筋、心筋、腕、太ももの障害(デュシエンヌ型)
成長するに従って進行し、骨の変形で寝たきりとなる。
治療
Treatment
完治はしない。リハビリ訓練をする。

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